タウン情報東京都: 五所八幡宮例大祭

五所八幡宮例大祭

江戸時代に造られた重厚な山車や紅白二基の御輿などが出て盛大に行われます。夕闇近づく頃、祭りはクライマックスを迎えます。中村川沿いに勢揃いした山車のちょうちんやたいまつの炎などによって浮かび上がる川面を、水しぶきをあげてうねる勇壮な御輿の姿は見る者誰もを酔わせます。

「鷺(さぎ)の舞」

五所八幡宮例大祭の神幸祭の折、御輿の御前で奉納される舞です。「鷺の舞」とはいうものの、実際には獅子と竜と鷺の舞で、獅子は悪魔を追い払い住み良い地域社会をつくる意味の舞。竜は水に不自由なく五穀豊穣を乞い願う農耕の祈り。鷺は太陽の使者ともいわれ、光と熱の恵みを願い、平和な明るい社会を表現したものです。

なお、この舞はたいへん珍しいもので、東日本でも３地域（福島県勿来の関の熊の神社、神奈川県大磯町国府祭）にしか残っていないという貴重な民俗芸能です。

【日　　時】　2011年4月29日（金）

【場　　所】　五所八幡宮及びその周辺

【お問合せ】　中井町環境経済課　TEL0465-81-1115

＜五所八幡宮例大祭（日程）＞※時間はだいたいの目安です。

6：30　宮出し　　　久所(ぐぞ)自治会で神社より御輿を担ぎだす

10：00　山車4基（半分形・田中・藤沢・宮本）が神社下に集まる

10：00　式　典　　　献幣使参向(けんぺいしさんこう)

　　　　　　　　　　御霊遷し宮立ち(みたまうつしみやだち)の前に御輿に御霊(みたま)

　　　　　　　　　　を入れる

13：00　宮立ち　　　お御輿と山車が御旅所(おたびしょ)に向けて出発

　　　　　　　　　　御輿は町内に出て山車は御旅所に向かう

16：00　御輿と山車が御旅所に到着

　　　　　　　　　　神幸祭(しんこうさい)　鷺の舞の奉納

19：30　川入り　　　御輿が中村川に入る

20：00　曳き分かれ　山車が各地区へもどる

　　　　宮入り　　　御輿が神社にもどる

※諸状況により日程・時間・場所などが変更になる場合があります。事前に会場・主催者までお問合せください。