タウン情報東京都: 稲城市百村の蛇よりまつり

2011年8月4日木曜日

稲城市百村の蛇よりまつり

言い伝えによれば、四十七代・淳仁天皇の天平宝字4年（760）に伏敵祈願の為、道忠禅師が勅命を奉じて尊星王の秘法（今の星供祭）を七日七夜にわたり修した処、妙見菩薩が青龍に乗って現れ、国難が消滅したと伝えられています。その青龍を儀式に取り入れたのが「蛇より祭」です。蛇より祭の始まりは、寛文2年（1622）の春、諸国に疫病が流行した折りに始められ、疫病退散、厄除け、雨乞い、五穀豊穣、萬福如意吉祥を祈って、毎年8月7日に行われています。

○青龍をかたどった胴体や、頭の部分を作る作業が見どころ。
胴体作成には来山者も参加可能。
茅(カヤ)を使った行事で平成4年に東京都無形民族文化財に指定。

【開催日】　2011年8月7日(日)
※雨などで延期になった場合→台風等、大荒れ以外は決行。
【場　　所】　妙見尊敷地内・二十三夜塔前
【ｽｹｼﾞｭｰﾙ】　朝8時より、村内氏子7名で茅刈り、束を作って天日干し。
午後2時頃より、束を使って青龍を作り上げ、妙見尊参道に奉納。
【お問合せ】　妙見寺　042-377-6324

※諸状況により日程・時間・場所などが変更になる場合があります。事前に会場・主催者までお問合せください。